BASIC KNOWLEDGE
PCDについて
PCDとは
PCDとは「polycrystalline diamond」を略したもので、ダイヤモンドの粒子と金属やセラミックなどの結合剤(バインダ)やコバルト(Co)粉末とを混合して焼結したもの。高温高圧で焼き固めた(焼結する)人工鉱石で、「ダイヤモンド焼結体」と呼ばれている。 PCD内に含有されるダイヤモンドは、多結晶であるため硬度・強度共に非常に優れており、切削工具の先端に刃先として取り付けて「PCD工具」として使用されている。
素材の配合で異なる性質
PCDの性質は、結合剤(バインダ)やコバルト(Co)の粉と一緒に混ぜられるダイヤモンドの粒子の大きさ(=粒径)、 それらの配合や含有率の違いで性質も異なります。
PCD素材
PCDに適した被削材
- アルミニウム合金
- 銅合金
- 貴金属
- 非鉄金属材料
- アクリルやPEEK材などの樹脂
- ゴム
- セラミック
- 仮焼結の超硬合金
- ガラス
PCDは放電加工が可能?
バインダーとなるコバルトには導電性がある為、ワイヤー放電加工機で様々な形にPCD素材を加工することができる。近年ではレーザー光による加工もされるようになりつつあります。